ロードバイクのカスタムで大きなステップアップとしてまず悩むのがホイール選び。これまで使っている完成車についていた鉄下駄ホイールから履き替えたい・・・でも

カーボンホイールは高い!!軽量モデルは10万円~20万円以上が当たり前!!
そんな常識を覆すのがAliexpressで買える「Ryet」の激安カーボンホイールです。


今回は、10万円以下で買えるとは思えないほどの軽量性・剛性・デザイン性を兼ね備えた注目モデルを徹底レビュー!実際に使ってみた感想も交えて、コスパ重視の方に向けて詳しくご紹介します。
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Ryetってどんなブランド?信頼性はある?




今回上記商品(Ryet 1180g カーボンホイール)をAliexpressで購入しました。
まずは基本スペックを見てみましょう。
タイヤサイズ | 700C ロードカーボンホイール(ETRTO 622mm) |
リム素材 | 東レ T700 & T800 プレミアムカーボンファイバー |
使用目的 | ロード/CX/グラベル |
リム高さ | 40mm/45mm/50mm |
外縁幅 | 28MM |
インナーリム幅 (チャンネル) | 21MM |
ビーズタイプ | クリンチャー |
プロファイル | 対称 (0mm) |
ブレーキシステム | ディスクブレーキ |
フロントアクスルの互換性 | HH12-100mm |
リアアクスルの互換性 | HH12-142mm |
前輪スポーク | 24、(左 12 – 右 12) |
後輪スポーク | 24、(左 12 – 右 12) |
スポーク | Pillar PSR-2015 トリプルバットスポーク |
ニップル | ピラー DSN アルミニウム ブラック、真鍮オイル スリック、真鍮ブラック |
フロントハブ | ラチェット 36T、S&S セラミックベアリング |
リアハブ | ラチェット 36T、S&S セラミックベアリング |
スポークテンション | フロントディスク側、リアドライブ側120~135kgf |
最大タイヤ空気圧 (25℃時) | 110psi/7.58bar |
推奨タイヤ幅 | 28C~43C |
重量制限 | 125kg(ライダー、バイク、装備、荷物) |
FWBオプション | HG、XDR |
重量 | 1180g±30g(40mm)、1190g±30g(45mm)、1230±30g(50mm) |
「激安カーボンホイール」と聞いて、真っ先に不安を感じるのが“信頼性”と“スペックの妥当性”だと思います。
Ryetは、カーボン成形において実績のある中国深センの自社工場で設計から製造までを一貫して行っているブランドです。東レT700/T800カーボンの採用や、Pillar製スポーク、セラミックベアリング搭載のハブなど、パーツ構成からもコストをかけるべき部分にしっかり投資している姿勢が伺えます。
また、ホイールの仕上げ精度やスポークテンション、リムの歪みなども実測・実装レベルで安定しており、「中華カーボン=品質がバラつく」という従来のイメージとは一線を画します。
今回紹介するモデルも、単に「安い」だけでなく、スペック面で明らかに価格以上の内容を備えています。
素材は軽量かつ剛性の高く信頼性も高い東レ T700&T800を使用しています。そのおかげで、セミディープリムのリムハイト40mmのホイールですら1180g±30gというこの価格帯に対しては凄まじい軽量さを叩き出しています。
ハブにはセラミックベアリングを利用しており、回転のスムーズさも、完成車についているホイールと比べものにならない物となっております。
また、チューブレスレディのタイヤにも対応しており、クリンチャーでもチューブレスでもどちらの運用もできるという大きなメリットもあります。



私は今回リムハイト50mmのものを購入しました。
クーポンを利用してなんと62000円ほどで購入できました。
初心者が「お試しでカーボンホイールを使う」のにちょうどいい価格ですね!
実際に使ってみた!レビュー&インプレッション


注文をしたのは6月4日でしたが、そこから実際届いたのは6月29日でした。中国からの輸入というのに加えて、発注後に生産がされるとのことで、これだけの時間がかかってしまうようです。


さて届いた段ボールですが、思っていたよりきれいな状態で届きました。過去にAliexpressから届いたものはパッケージが破れていたり、段ボールに穴があいているなどの状況だったので、ちょっと潰れている程度のこれはもはや良い感じで届いたと言えます()




梱包もかなりしっかりとされており、中で動いて破損等がないように固定されていました。緩衝材でギチギチになっていたので、取り出すのも一苦労でした。ちなみに中に入っていた封筒はおまけでついてきた「予備スポーク」「チューブレスバルブ」「チューブレステープ」の3点セットでした。


さっそく重量テスト!!1230g±30gの公表ギリギリではありましたが、2つあわせて1255gと超軽量!これまでのホイールがタイヤ、スプロケット等もつけた状態ではありますが2kgを余裕で超えていたので付ける前からテンションアップ!完成車ホイールについては下記記事で!


さっそく、これまで完成車につけていたディスクローターとスプロケットを移植!これまでは6ボトル留だったのですが、これを気にセンターロック式に、これまたアリエクで変換器を買いました。色も赤で車体に合うのでお気に入りです!確か400円くらい!やすい!


アリエクだらけですが、チューブもこれを気に軽量タイプのTPUチューブへ、CYCLAMIのTPUチューブを購入!こちらも1本500円程度!激安!




こうして完成!!取り付け後の車体が下記になります!ディープリムになって存在感が増しましたね!タイヤはContinentalのウルトラスポーツ3をつけました。2本でも8000円程度で買えるコスパ最強タイヤ!




実際に使ってみた!レビュー&インプレッション
1週間ほど経過して約150kmほど走りました!私の家の周辺は坂が多い地域なのですが、1番はじめに思ったことは、



登りがめちゃくちゃ楽だぞ!
ということでした。これまで32Tのギアまで使ってギリギリ登りきれるような坂も1枚余裕を残して登り切ることができましたし、勾配がきつくない坂ではこれまでより5km/hほど平均速度が高かったです。やはり軽さはスタートと登りでは正義でした。


巡航速度も、これまでのホイールが完成車についていたものと比べ物にならないほど楽に足を残しつつ走ることができました。そしてディープリムにしているメリットですが、30km/hほどで巡航していると「コォォー」というカーボン特有の走行音が聞こえてきて、走っていてとても気持ちが良かったです。
見た目もシンプルでかっこいいため、写真を撮るのにも力が入るようになりましたね。(笑)
ただ、やはり中華ホイールあるあるで、ラチェット音は爆音でした。慣れるまでは少々恥ずかしく感じるかもしれません。噂によるとハブを分解してグリスを塗れば少し緩和するとのことですが、その分抵抗も増えると思うので私としては現状する気はありません。
まとめ|Ryetカーボンホイールは「買い」か?
このホイールをおすすめできる人は下記の通りかなと思います。
- カーボンホイールを使ってみたいけど、価格で躊躇している人
- 完成車のホイールからグレードアップしたい人
- ヒルクライム志向の人
上記の人には間違いなくよい選択肢だと言うことができます。私も初カーボンホイールですが、これまで使っていたホイールに比べた軽さに強く感動して、走るのがより一層楽しくなりました。
こちらの記事が何かしら参考になれば幸いです!それではまた!




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