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【実機レビュー】Geoid VE200 バーチャルシフト搭載でスプロケ不要のスマートトレーナーのパワー精度と使い勝手を徹底検証

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皆さんロードバイクは楽しんでいますか?今回は

「スプロケットを用意しなくていいスマートトレーナー」

のレビューです。スマートトレーナーを複数のバイクで使い回したい時、地味に面倒なのがバイクごとのスプロケット・段数の違いですよね。載せ替えるたびにスプロケットを交換したり、互換性を確認したり・・・このひと手間、できれば省きたいと思っていました。

僕は旧105のALTERNA DISCと105Di2のSculturaの2台に乗っているため、どちらか用にスプロケットをつけているともう片方をローラーに載せることができない状態でした。

そんな中見つけたのが、「Geoid VE200」。スプロケットを一切使わず、バーチャルシフトでギアチェンジができるという、ちょっと変わったスマートトレーナーです。使ってみたいとおもいお声がけした所、今回もAliexpress様よりご提供いただきました!

中国の海外通販のAliexpressですが、この商品は日本の倉庫から発送されます!そのため、Amazonから発送されました(笑)
ただ、Aliexpressでクーポンを使うとAmazonよりも安く買えます!そのため、購入するのであればAliexpressがおすすめです!

この記事では、Geoid VE200を実際に組み立てて使ってみて分かったメリット・デメリットを、パワーメーター「PES P515」との実測比較データも交えながら正直にお伝えします。「複数バイクでトレーナーを使い回したい」「スプロケットの管理が面倒」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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目次

Geoid VE200の基本スペックと特徴

項目内容
価格約33,000円
駆動方式ベルト駆動
最大パワー2,000W
パワー精度公称±2%
電源必須(電源なしでの稼働は不可)
下り坂シミュレーション非対応
接続BLE/WiFi(ANT+は非対応)
対応スプロケット8〜12速

ANT+には対応していない点と、電源が必須な点は、購入前にチェックしておきたいポイントです。コンセントのない場所での使用や、ANT+接続を前提にしている方は注意が必要です。

今回の一番の特徴は、なんといってもスプロケットを使わないバーチャルシフトです。詳しくは後述しますが、まずは開封から見ていきます。

開封・組み立てレポート

なかなかしっかりとした化粧箱です。以前から利用しているThinkrider XXProは普通の段ボールに印刷がされていただけなので、ちょっと高級感がありますね。

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開封するとこんな感じで取り出し方がご丁寧にも記載されていました。

中身を取り出すとこんな構成。付属品一式も確認していきます。

中華商品あるある、工具まで含めてフルセットで入っている!!アーレンキーにレンチ、クイックリリースまでついているので、工具を持っていなくても組み立てに必要なものはすべてそろいます。

組み立ては超簡単で、足をネジ止めするだけで完成です。

はじめはクイックリリース用の留め具がついているので、スルーアクスル用に取り替えました。これはアーレンキーを使えば簡単にできました。

早速車体を取り付けます。ちなみにCogは14Tでした。Cogとチェーンラインはどうやって調節するのか気になっていたのですが、ギアの裏に調整用ダイヤルがありました。私のSculturaだと、10にしてリアを8速にするとちょうど良かったです。これで無事取り付け完了です。

バーチャルシフトとは?Cog Keyでのギアチェンジを試す

Geoid VE200の最大の特徴が、スプロケットを使わないバーチャルシフトです。手元のリモコン「Cog Key」を操作することで、実際にギアを変えることなく、ソフトウェア側で負荷(=ギア比相当の感覚)を変更できます。

実際にはハンドルに固定して使うはずですが、今回はブログ記事用の写真撮影のため手持ちです(笑)

上の◯を押すと1段重く、左の△を押すと2段重くなります。下側の≡を押すと1段軽く、右側の□を押すと2段軽くなります。

実際に使ってみると、スプロケットの脱着・互換性を気にしなくていいのは想像以上に楽でした。

ただし、変速した瞬間の感覚については少しクセがあります。表示上はたしかにギアが変わっているのですが、体感としては「あれ、ちょっと重くなったかな?」という程度で、実走のようなカチッとした切り替わりではありません。そのため、軽めのギアから少しずつ上げていくと、気づかないうちにかなり重いギアまで進んでしまい、途中で踏めなくなるということが何度かありました。表示をこまめに確認しながら変速するクセをつけたほうが良さそうです。

また、公式のアプリでは変速したギア数が書いてありますが、私が普段使っているMyWhooshなどにはその段数が表示されないため、今何速で走っているのかわかりにくいことが難点でした。

【実測検証】PES P515とのパワーカーブ比較

精度検証のため、普段使っているパワーメーター「PES P515」とVE200を同時に使い、デュアルレコードで比較してみました。

パワーカーブ比較(Critical Power)

時間VE200PES P515差分
1秒766W821W+6.7%
5秒595W691W+13.89%
15秒379W366W−3.55%
30秒266W280W+5%
1分227W239W+5.02%
5分164W167W+1.8%
10分156W159W+1.89%
20分144W146W+1.37%

1秒〜5秒の瞬発域だけ、VE200側がPES P515よりはっきり低く出ています。それ以外の中〜長時間域は、ほぼ1〜2%程度の差に収まっていました

ライド全体(約21分)の比較

項目VE200PES P515差分
平均パワー141.6W142.7W+0.77%
NP(正規化パワー)151.1W152.9W+1.18%
最大パワー766W821W+6.7%

全体を通して見ると、定常的な走行では平均パワー・NPともに1〜2%台の差に収まっており、精度としては十分信頼できるレベルです。一方で、スプリントのような瞬発的なパワー(1秒〜5秒域)では、VE200側が明確に低く出る傾向がありました。

これはデフォルト設定でパワーの反映が滑らかになっていることが原因と考えられます。設定変更で改善できる可能性があるので、今後試して追記していく予定です。

Geoid VE200を使って分かった4つのメリット

メリット①:スプロケットを用意しなくていい

バーチャルシフトのおかげで、トレーナー専用のスプロケットを別途用意する必要がありません。コスト面でも手間の面でも、地味に大きなメリットです。

メリット②:ギアチェンジの音が響かない

バーチャルシフトのため、実際の変速機構が動くわけではなく、ギアチェンジ時の音が一切しません。室内トレーニングで静音性を重視したい方には嬉しいポイントです。

メリット③:ワイヤーなどの消耗がない

バイク側の変速機構を一切使わないので、シフトワイヤーなどの消耗が発生しません。トレーナー専用として長く使う場合、この消耗レスは地味にありがたいです。

メリット④:バイクの載せ替えが楽

変速段数の異なるバイクや、違う種類のバイクに載せ替えたい場合でも、スプロケットの交換が不要なので、載せ替えの手間がかなり減ります。複数台のバイクを使い分けている方には特に刺さるポイントだと思います。

気になったデメリット

デメリット①:スプリント時のパワー反応がPES P515より低く出る

実測検証でも見た通り、デフォルト設定だとパワーの反映が滑らかなため、スプリントをした際の反応がPES P515と比べて低く出ました。設定変更で改善できる可能性があるので、今後検証していきます。

デメリット②:変速した感覚が分かりづらい

バーチャルシフトは変速が「ぬるっ」と切り替わる感覚で、実走のギアチェンジと比べると、本当に変わったのか分かりづらい瞬間がありました。カチッとした変速フィーリングを求める方には、慣れが必要かもしれません。

デメリット③:ERGモードの反応がややゆったり

ERGモード使用時も、負荷の反応がやや緩やかな印象でした。きびきびとした反応を求めるトレーニングメニューでは、この点は少し気になるかもしれません。

ただしこれもアプリ側で設定を変更できるようなので、自分のトレーニング方針に合わせて調整するのがおすすめです。デフォルト設定のままで判断せず、一度設定項目を見直してみると印象が変わるかもしれません。

まとめ:Geoid VE200が向いている人・向いていない人

一通り使ってみて、向き不向きがはっきり見えてきました。

✅ 向いている人

複数のバイクでトレーナーを使い回したい人

スプロケットの管理・交換の手間を省きたい人

室内トレーニング中の変速音の静かさを重視する人

中〜長時間域のパワートレーニングがメインの人

❌ 向いていない人

スプリント練習でシビアなパワー精度を求める人

カチッとした変速フィーリングにこだわる人

レース前のアップなど、電源のない場所で使いたい人(VE200は電源必須なので、こうした使い方には補助電源なしで動くモデル、例えばVE300のようなタイプのほうが向いています)

ANT+での接続を前提にしている人(VE200はBLE/WiFi接続のみでANT+非対応です)

正直、瞬発的なパワーの反応やシフトフィーリングには、実走・他のトレーナーとの違いを感じる場面がありました。でも、スプロケット不要で複数バイクを気軽に載せ替えられる快適さは、それを補って余りある魅力だと感じています。

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正直、購入前は「スプロケットなしでどこまで実走に近づけるんだろう」というのが本音でした。でも実際に使ってみると、中〜長時間域のパワー精度は十分なレベルで、スプロケット不要という手軽さも想像以上に快適でした。

スマートトレーナーは「あったら便利」ではなく、室内トレーニングの質そのものを左右する機材です。複数バイクの載せ替えやスプロケット管理に面倒さを感じている方にこそ、VE200はちょうどいい選択肢になると思います。

次の室内トレーニング、スプロケットの悩みから解放されてみませんか?

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この記事を書いた人

36歳のときに、ダイエットのためにクロスバイクを購入。
その後、スポーツバイクにドハマリしその3ヶ月後にロードバイクを購入。
無事当時より体重を8kgほど落とし健康体に。
現在は通勤ライドをしつつ、富士ヒルやブルベといったイベントを中心に出場、日々トレーニングをしている。

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